コインチェックの資金力がえぐい!!460億円を日本円で補償!コインチェックが補償内容を発表
こんにちわ、@まことです。
1月26日に起きたコインチェックのNEM580億円分の不正送金事件で早くもコインチェックの方から補償方法に関する記事が出ましたね。これ↓
月曜くらいになると個人的には思っていたのですが対応早かったですね
補償内容は
補償方法 : NEMの保有者全員に、日本円でコインチェックウォレットに返金いたします。
出典:コインチェック
補償内容ですがNEMではなく日本円で返金されるようです。
補償される額は売買が停止されてから記事が公開されるまでの期間のzaifでのNEMの価格の加重平均をとった1NEM当たり88.549円となるそうです。つまり
88.549×523,000,000=46,311,127,000円
となるので記事作成時の1NEM=107.47円よりも9,895,683,000円安くなっています。
これにについては盗まれたことによる価格安は明らかなので正直別のレートにしてほしいところではあります。
しかしもしこの売買停止から記事公開までの間に値段があがっていた場合にはその期間の平均をとるのが一番現実的と考えられそうなので今回の価格での補償はやむを得ないのかもしれません
なぜNEMではなく日本円なのか
NEMで補償しないのか冷静に考えてみましょう。
盗まれたNEMは5億2300万NEMです。これを総発行量で割り全体の何パーセントに当たるか計算してみることにしましょう。
523,000,000÷8,999,999,999×100=5.88%
およそ6%になりましたね。
次にNEMの取引高を見てみましょう
coingecko.comさんよりNEMの24時間の取引高は
10,284,487,922.67円
盗まれたNEMは本日の最安値で計算しても
97.5951×523,000,000=51,042,237,300円
なのでちょうど盗まれたNEMは24時間で取引されるNEMのちょうど5倍ほどになります。これをコインチェックが調達するのは正直現実的ではありません。
ふつうに他の取引所でこの量のNEMを買おうとしたら価格は吊り上がりますし、調達することが知られたらインサイダー取引のようになってしまうのでよくないことはわかる気がします。
コインチェックの資金力おそるべし
ヤフーに今日こんな記事が出ました。
注目すべきは
大塚雄介取締役は記者団に対し、返金原資に関して、「(十分な)現預金がある。めどは立っている」と語った。
出典:Yahoo!ニュース
この部分です。コインチェックの資金力はすごすぎますね。マクドナルドの昨年の純利益が過去最高規模ですが200億円ほどです。
しかしコインチェックは少なくとも460億円の現預金があるとは恐ろしいです。
ただこのお金のほとんどが我々利用者の手数料ですからね。
このように月額数百億の利益があったとも考察もされていていますね。
月次売上額がざっくり200億円とすると、年間売上額2500億円、営業利益率50%、税引後利益ざっくり600億円規模?PERを×20としても、もしかして時価総額1.2兆円規模だったのかな。時価総額最大の未上場企業、PFNやメルカリじゃなくて、BitFlyerやCoincheckだった説までありそう。
— 石川 聡彦(Aidemy) (@akihiko_1022) 2018年1月27日
こうなると上場する理由もわからなくなってきます。
また先ほどのYahoo!の記事には
金融庁筋は顧客への返金に関し、「今回の報告では、支払い能力を確認できる説明はなかった」
出典:Yahoo!japan
と記載があります。この点については支払い能力の説明とは下のtweetをされている方と同じように通帳などの提示がなかっただけだと思います。金融庁には
外部からの不正アクセスで流出したことについて、金融庁に被害や安全対策の状況などを報告した。
出典:Yahoo!japan
だけなので通帳までもっていかないのは当たり前かと
金融庁の前で虚偽の説明をするとは思えないので、単に保持している現金の通帳などの提示はなかったということだと思うのですが。
— MOJI (@MOJI999) 2018年1月28日
このタイミングで日本円入金が可能に
記事を書いている本日以下の記事のように日本円の入金が可能になりました。
このタイミングで日本円の入金が可能になるのはなぜでしょうか?
少し嫌なことも考えてしまいます。わざわざそんなことすることはないと思いますが今は一応入金しない方が良いと思います。いちおうね(笑)
和田社長のリスク管理が甘い
今回のコインチェック騒動で話題の和田社長ですがちょっとtwitterをみていたらこんなtweetが流れてきました。写真をよく見てください。
信用情報開示報告書が届いた〜 クレカ4枚分ちゃんと支払ってることになってる pic.twitter.com/4MjYin41SS
— 和田 晃一良 (@wadakooo) 2016年10月26日
そうです。電話番号が普通に隠れていません。twitterではこれから和田社長をLINE追加している人も見かけました。
ふつう取引所の社長が電話番号をSNSにアップロードなんてしませんよね。彼はやはりリスク管理が甘いのではないでしょうか。そう考えてしまうのも無理はないでしょう。
またこの記事で会見では明かされなかったNEM保有者の人数も約26万人と明かされましたね。ここから仮想通貨の保有者が国民の少なくとも2%はいると推測立てている方も居ましたね。これを多いととらえるか少ないととらえるか私は案外多いと思いましたよ。
それではこの辺でお疲れさまでした。
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