仮想通貨で男子大学生が資産運用

仮想通貨による投資を2017年8月に5万円からスタートしました

人類史上最大の被害額!コインチェックでNEMが580億円分盗まれる!しかしす現金ですべて補償するとコインチェックが発表!

こんにちわ、@まことです。

一昨日は本当に恐ろしい一日になりました。私も学生としてはかなり痛い額のネムをコインチェックに置いていたのでとても残念です。

昨夜、補償に関する記事も出たのでMt.GOXのような最悪のケースは避けられましたね。

ただこれからは取引所に仮想通貨を置きっぱなしにするのはやめましょう今回のようなことがいつ起こるかわかりません。

軽くですが事件をまとめていきます。

 

こうして事件は起こった(時系列)

1月26日 02:57 :不正アクセスにより1億NEMを数回分けるようにし合計5億2300万NEMが盗まれる

1月26日 11:25 :コインチェック社員がネムの残高が異常に減っているのを確認。


1月26日 12:07 :NEMの入金一時停止


1月26日 12:38 :NEMの売買一時停止


1月26日 12:52 :NEMの出金一時停止


1月26日 16:33 :JPYを含め、全ての取扱通貨の出金一時停止


1月26日 17:23 :BTC以外(オルトコイン)の売買の一時停止


1月26日 18:50 :クレジットカード、ペイジー、コンビニ入金一時停止

 

 

どれくらい盗まれたか

今回の事件ではコインチェックは会見で5億2300万NEMが盗まれたと発言されていました。これは事件のあった一昨日の最高値で計算すると

1NEM=112.3953円なので

523,000,000×112.3953=58,782,741,900円

となります。

わかりやすいように書くと587億8274万1900円です。

最近話題の”はれのひ”の負債が6億3500万円顧客の損害3億円合わせて10億届かないくらいですから被害の大きさがとても大きいことがわかると思います。

またあの東京スカイツリーの建設費は400億円なので587億円がどれだけの額かよくわかると思います。

また会見でどれほどの人がNEM保有していたか質問がありましたが現在調査中とのことで明かされませんでした。 →インチェックからの補償に関する記述におよそ26万人と記載がありました。

 

 

インチェックのセキュルティはどうだった?

インチェックのセキュリティについてですが一言でいうと十分でなかったという結論になります。

 

コールドウォレットではなくホットウォレット保管していた

会見で明らかになったことですがコインチェックではNEMをすべてホットウォレットで管理していたようです。

正直驚きましたなぜならまずコインチェックのセキュリティについての記述に以下のようにコールドウォレットによるビットコインの保管とあります。普通に考えればビットコインと同じようにほかの通貨もコールドウォレットで保管されていると考えると思います。

f:id:makoto_v_c:20180127191648p:plain

この時点でコインチェックのセキュリティが十分ではないと考えたくなります。

ただNEMをコールドウォレットで管理するのは技術的にはビットコインのように確立されたものではなく難しいという声もあるのでこの点だけでセキュリティが十分ではないとは言えなそうです。とはいえ他ではやっていることなので全く擁護はできませんが。

 

マルチシグを実装していない

マルチシグとはマルチシグネチャ(Multi Signature)の略で複数の署名で送金を可能にできる機能です。これにより取引所としてセキュルティは高まるでしょう。

またNEM財団はかねてからマルチシグを実装することを各取引所に推奨しており、NEM財団はマルチシグしていないのはありえないといわれています。

これをしていないことがtwitter上で会見前に判明し話題になっていました。

会見中には質問もありコインチェックはマルチシグを実装していないことを認めていました。

 

 

マルチシグについて私も調べてみましたが私個人でもできるレベルの内容でしたのでこれを技術がないや人材が足りないという言葉で片づけるレベルの話ではないと感じました。このtweetから少なくともzaifはやっているわけだし。

 

以上の2点からコインチェックのセキュリティは満足のいくレベルではなかったでしょう。会見では認めてはいませんでしたがコインチェック側はわかっていることでしょう。訴訟のことなどで言えなかったと推測されます。

 

 

 

NEMが盗まれたと騒いでる中XRPとLISKも不正送金?

また騒動の中、大量のXRP、LISKが大量に動かされているのが一時話題になりました。

これにつきましては一時リップルもLISKも無事でした。ネムがホットウォレットで管理していたのがまずいとコインチェック側も認識し慌ててコールドウォレットに移動したというのが有力な説です。

ちなみにリップルに関してはリップル本社にお勤めのYoshikawa Emiさんより不正流出ではないと確認されました。

 LISKにおいても公式twitterアカウントからハックの影響を受けていないとコメントが出ています。

 またコインチェック側からもNEM以外の棄損はないと発言されていました。

 

 

今後の対応はどうなる

記事を書いている最中ですが補償方法が発表されましたね。正直早くても月曜日だと思ったのですが迅速な対応です。こちら↓

corporate.coincheck.com

驚きました。

88.549円×保有数 を日本円で返金してくれるようです。恐ろしい金額ですよ。

総額463億1112万7000円になりますね。それだけの資金があるとは手数料で相当儲けていたようです(笑)ただ今回はそれに感謝しなければなりませんね、手数料が安ければおそらくこのようには返せなかったでしょうから。

 

いやーそれにしてもコインチェックの資金力恐ろしいです

実際に手元資金が少なくとも463億以上はあったわけですから、もし会見で1000億円とか2000億円とか答えていたら会見ももっと面白かったかもしれませんね(笑)

ただ補償される金額は売買停止時刻(2018/01/26 12:09 日本時間)〜本リリース配信時(2018/01/27 23:00 日本時間)のzaifでの価格の加重平均で算出されたものでNEMが盗まれた当時のものではないです。

また現時点でNEMが111円を超えているので少し損した形になります。NEMで返してほしいところですがまあなくなるよりはましでしょう。

 

 

盗まれたNEMはどうなる

インチェックにより補償は発表されましたが今回の不正アクセスによって盗まれたNEMが返ってくるわけではありません。いまだに盗まれたままなのです。

NEM財団のロン・ウォン氏は事件が発覚しすぐに以下のように協力できることはすべてやる。と発言されています。

 

またホワイトハッカーであるRIN.MIZUNASHI(JK17)さんがNEM財団から適任といわれ動いているようです。

  

 

 

以上のように盗まれたNEMを監視できるようにしているようです。

無事とりかえせるといいですね。見守りましょう。

しかしブロックチェーンだからその行動はすべて跡が残りますし犯人はどうやって現金化するのでしょうか。まずNEMでないもっと匿名性の高い通貨だったらさらに大変でしたよね犯人はなぜNEMだったのか聞いてみたいものです。

 

 

なぜNEMが盗まれたのか

これは上にも書いてあるようにセキュルティが甘かったというのが大きいことがもちろん言えます。

またこのようなtweetから

このように推察されている方もいます。

ちなみに会見で秘密鍵が盗まれたことは認めていました。

ゆえにインチェックがこれから利用されるかはどような経路で秘密鍵が流出したのかを解明することが大きくかかわってくると思います。

もし内部犯であればなかなか厳しいでしょうし、もう一度同じようなことがあればもう終わりでしょうし。

 

今回の事件ですが取引所にそもそも仮想通貨を置かないでウォレットにおいておけば害を受けることはなかったわけですから下の記事のように対策をしておきましょう。私もすべての通貨行うことにします

makoto-virtual-currency.hatenablog.com

 

それではこの辺でお疲れさまでした。

 

 

 ←ポチっとお願いします
仮想通貨ランキング

 

 

ビットコイン取引高日本一の仮想通貨取引所 coincheck bitcoin

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で